1Q84


この週末に、読み終わった。
これまでの色々なモチーフが凝縮されていた。人間と人間社会のサガについて、より明確に描かれており、目をそらせたいようなところもあった。良薬口に苦し的な?

作品としては、すごく研磨されているんだろうな、って思う。でも、やっぱり私は、羊のシリーズや、ノルウェイや、世界の終りやスプートニクの方が好きだ。国境の南も好きだった。何度も読んで、「本を読む幸福感」浸っていた。あの独特の文体、そして何だか小粋な世界に酔いしれていた。ねじまき鳥も、何度か読みなおした。カフカあたりから、なんとなく、自分の嗜好が変わったのか、あまり、中毒的なかんじにならなくなった。

以前は村上春樹を読むと、日常生活の動作にいちいち「村上春樹的描写」がまとわりついて、その気になっていた。今は、本を閉じると、自分の意識にすんなり帰ることができる。

ああああああ。

年を取って、感性が鈍くなってるのかもしれない。

少なからず、ショック。

ジョージ・オーエルの1984年と比べても、全然意味ないと思うけど、この本家を読んだ時の衝撃が大きすぎて、1Q84では、どうしても物足りなさを感じてしまった、っていうのもあるかもしれない?

うーん、いや、村上春樹が、あんまりナイーブではなくなったからかも?1Q84では、なぜだか肉太な大人の精神が、感じられる。そんなの勝手に感じているのは、私だけ?ナイーブな春樹が好きだったの・・・。(ナイーブと青臭いは、違うとみなした上で)

いや、単に最近の体調が、1Q84向けではなかったのかも・・・そうであってほしい、そうに違いない!

また落ち着いた頃に、読み返してみよう。

そして、今秋公開予定という、映画「ノルウェイの森」に期待!

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NINAGAWA十二夜

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2週間以上前の話に遡るが、(いつも相当遡ってばかりだ)、ボスが急用で行けなくなったとのことで、歌舞伎「十二夜」のこけら落としのチケットを譲ってくれた!前から4列目の花道より、という自腹ではとても望めない席!
サンキュー ボス!

シェイクスピアの「十二夜」を蜷川幸雄の演出で日本の古典風にしたもの。
歌舞伎はこれで、3回目…という初心者の私でも、気楽に楽しめた。

これまで、ミュージカルとかバレエとか、天井桟敷的なところで色々観てきたが、どこで見ても素晴らしいものは、素晴らしいと、思ってた。
でもそれは、間近で観劇するという、大人の体験をただ知らなかったからに他ならない。
そのことに、気づいちゃったーー。

素晴らしいものは、間近で見ると、さらにぐっと素晴らしいよ、ってことだ。
良いお席に値が張るのは、伊達じゃないよ、ってことだ。

手が届きそうな位置で、一流の役者が立ち振る舞う。その臨場感、迫力、これは天井桟敷じゃ無理だ。残念ながら。

はあーー。
こうして、人は、「贅沢」を覚えていくのでしょう。
贅沢っていうと罪悪のようだけれど、良い芸術をより良い条件で楽しむ、ってこれくらいの贅沢が許される人生を歩きたいものだよ。

ところで、尾上菊之助、いや、菊之助様。この役者の化けっぷりったらない。すごい。美しすぎる。素顔と全くぜんぜん違うっ!(失礼)放つオーラが、まるで違う!
ものすごい美青年と、美女役を、あっという間の早変わりで演じておられた。そして、その声の響き。なんていい声なんだ!澄んではいるけど、細くない。幅広いかんじの、豊かな美声。
すごい。これが、歌舞伎界の若手ナンバー1の一人の実力なのか!

そして、麻阿役の市川亀治郎、丸尾坊太夫と捨助の二役を演じた尾上菊五郎も、とてものりのりな演技で、本当に面白かった。

ああ、本当に贅沢だった~。

新橋演舞場
新橋演舞場6月公演
NINAGAWA十二夜

NINAGAWA十二夜公式サイト

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LOVE30

先週の土曜日の午後、パルコ劇場でLove30という、短編3本立てのお芝居を見てきた。
30っていうのは、各お話の上演時間30分のことなんだけど、30過ぎた大人の恋のはじまり、が描かれており、何だか妙にくすぐったかった。

うーん。

恋のはじまりかぁ・・・

うーん。

くすぐったいけど、何だかす・て・き・・かもっ?

またいつの日か、そういうウブでキュートで、甘酸っぱい☆気持ちを味わう時が来たら、いいねえ。きっと、すっごい張り切っちゃうね。るんるん♪気分で、走り回っちゃうよ。

ところで、どうして、30前後の独身女性って、「強がって生きてる感じ」でいつも描かれるんだ?
本当は弱いけど、人知れず頑張っちゃってます、弱いところは見せないわ、だけど涙が出ちゃう、女の子だもん、的なの、いやだーー。
なんていうか、その独りよがり、一人相撲的なかんじが、まったくもって美しくない。
ま、でも、どうしてもそういう、哀れなような、少々みじめでカッコ悪い設定が似合っちゃうから、仕方ないのか、三十路半ば独身女性は。

とほほ~。

図太く生きることは、私の美学でもある、が、いや、でも、かわいげのある人間では、いたいものだ。いつかの“恋のはじまり”のためにも。
・・って。
未だ、恋に恋しちゃって、一番イタイかんじ?
ま、それもまた良し。

どうでもいいけど、高岡早紀、素敵。
ともさかりえも、かっ、かわいい。
美人を観ることって、素晴らしい。いい音楽を聴くのと同じかんじ。

LOVE30 とは・・・
(以下webからの引用)
舞台のコンセプトは、“上演時間30分、男女の俳優二人の恋愛ドラマ。”
脚本家に託したのは、ワンシチュエーションで、異性を意識した感情の絡むストーリー。登場人物は男女2人だけ。(男女の設定は自由)。もちろん未発表のオリジナル作品。
果たして30分でどんなドラマが描けるのだろうか?そのリクエストを受けて、過去2回、6人の作家が挑み、30分ながら珠玉のラヴ・ストーリー、6作品が誕生しました。

■「エアコンな夜」
作:横田理恵
出演:鈴木浩介 & 西田尚美

■「ピアノ♪レッスン」
作:後藤法子
出演:勝村政信 & 高岡早紀

■「しゃぼん」
作:藤本有紀
出演:松重 豊 & ともさかりえ

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渋さ知らズ20周年記念ツアー 「渋さ矩阿都路ヲ跳舞ノ編」

5月28日木曜日、仕事を無理やり終わったことにして、渋谷CLUB QUATTOROへ。なんだか書きそこなってたけど、1月10日のライブも相当楽しかったから、わくわくして出かけた。開演時間を過ぎて、やっとたどり着く。

エレベータで一緒になった、ロンドンのシティにいそうなきりりとした外国人ジェントルマンも、渋さのライブ会場に入っていった。客層、広いなー。はじめにこの方をお見かけしたせいか、今回は、なぜか特に外国人の姿が目立った気がする。

一緒に行く予定だった友達と合流できず、一人で観ることになったけど、まったくぜんぜん、ひとり、っていう気がしなかった。ロッカーに荷物をしまう余裕もなく、レッツノート入りの仕事バッグを肩に、ひたすら踊った。

ひゃほおおおうっっ!!
たーのーしーーいーーー!!

相変わらず、クライマックスがどこかわからない。
ここぞ、一番の盛り上がりか、と思いその気になって、これまで以上に腕を突き上げて踊ってたら、ほんとにもう、きりがない。始終、最高潮。

3時間、たっぷり堪能。

7月30日の由比ヶ浜はさすがに無理なので、次は9月27日(日)の「渋宴2009日比谷野外音楽堂 」だな。
遅れていったから、先行予約情報がのってるフライヤーがもらえなかったけど、そこは友達がちゃんとおさえてくれていた!やっぱり、持つべきものは、計画性のある友人!!


抽選、あたりますように!!

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初夏の思い出 デザインフェスタ~☆

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またもや、今さらな日記を書きます。
だって、最近、毎日てんてこ舞いに忙しかったもーん。

ところで、ぜんっぜん、関係ないけど、先日の土曜日、
休日出勤のストレス解消に、と思って、村上春樹の新作を買いに勇んで本屋に行ったら、どこにも、ぜんぜんない。フラストレーション倍増だ。
なぜだーーー。
ショックーーー。
読者歴長い順に売って欲しいーーー!!
ま、数日待てば、普通にどこにでも手に入れることができるだろうから、
ジタバタしないよ、大人だもん。
手に入れるまでは、アガサ・クリスティで、引き続き英国の上流階級気分に酔いしれてるから、いいもん。

さて、時はさかのぼって5月の16、17日。
デザフェスに参加した。

友達のアイデアに便乗して、クリエイティブ気分を堪能。
スバラシイ経験でした。

Cimg2500_webそれが・・・確かに、ものすっごく楽しかったんだけど、それに見合う、いや、もしかしてその対価以上に肉体を酷使したので、とてもとてもおいそれとは、「楽しかったです!」って表現できない。途中で、楽しいんだか?なんだか?正直、よくわけがわからない状態にもなった。

こんなに労働したのは、ほんと久しぶりーー。久々に飲み以外で、まじめに徹夜して、近年まれにみぬド根性ふりしぼって、早起きした。そして、今ある自分の全体力の限りをつくして荷物を運搬し(左写真参照:「相当体にムチ打っての女とび職気取り」)、ねじを締めたり、電気ドリルで穴開けたり、した。
まだまだファーストフードでバイトもオッケー(?)くらいな笑顔で接客したし、相当いい加減な英語で欧米人をもてなしもした。

友達の抜群の冴えたアイデアと、社会人としてイッパシに世を渡ってきている仲間たちの運営力とで、ブースは大人気、大盛況で、嬉しい大悲鳴だった。たーすーけーてーーー!!

足が、切り捨ててしまいたくなるくらい痛くて、こんなときにかぎって、生理痛にも見舞われ、ほんとにもう、踏んだり蹴ったり。寝不足でぼおっとして、なんでこんなに一生懸命なのかもわからず、気が遠くなる瞬間もあった。
あの広い広い、ビックサイトの会場内で、1,2を争うくらいの披露困憊ぷりだったと断言してはばからない。

でも、ブースを訪れる人々が、みんな、ここ一番の素晴らしい笑顔になっていくのが、
ぞくぞくするくらい、嬉しかった。なんだ、この気持ち。

そして、一緒に働く仲間が、本当に一心同体の「仲間」ってかんじがしたね。
ああ、人間って、スバラシイ・・・☆
みんな、かがやいてるよおおおお☆

いやあ。
fukuchimi (34)、 まだまだ青春真っ盛り(自称)。


ぱらぱら活動写真を作りました。
(下写真:2日間休む間もなく、やっと1枚だけとった写真)

2009051617570000_web


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